サードパーティロジスティクス3PL・物流アウトソーシング、株式会社サーガ

お問合わせ06-6265-0622

物流業界ニュース

HOME > 物流業界ニュース

物流業界ニュース

ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

2026/04/13 更新

ファーストリテイリングは4月9日、東京ミッドタウンカンファレンスにて決算説明会を実施。グローバル成長のプレゼンテーションの中で、物流戦略について言及した。

<ファーストリテイリング 塚越大介 COO(左)、森川卓 ユニクロ欧州CEO(右)>
20260410FR01 - ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

グループ全体の成長戦略として、塚越大介 COOは欧州と北米に余地があると述べ、あくまでも通過点の目標としたうえで、まず欧州・北米でそれぞれ売り上げ1兆円を目指すとした。

<欧州での店舗展開状況>
20260410FR02 - ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

2026年2月末現在、欧州には91店舗が存在し、今後は現行の旗艦店に加え、フランス、英国、ドイツ、スペインでは、パリやロンドン等に次いで第2、第3都市の一等地へ出店を加速していくという。

ブランドへの信頼感の高まりにより、未出店国からの引き合いもあるとして、新規国への進出も加速させていくと述べたほか、店舗とECを一体で強化する方策も明らかにした。

<北米での店舗展開状況>
20260410FR03 - ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

北米では、ニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ、ヒューストンなどの主要都市に加え、未進出のポートランド、マイアミへの旗艦店を出店していく予定だ。

テキサスでの成功を踏まえ、EC売り上げが好調な地域を中心として、新規市場の開拓も進めていくと語った。

<オランダに新設した床面積11万m2の自動化倉庫(左)と欧州での倉庫拠点の展開(右)>
20260410FR04 - ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

上述の展開方針を進めるため、欧米ともにサプライチェーン改革を進めていくことにも言及。

欧州では要所となるイギリス、オランダ、ベルギー、スペイン、イタリアなどに倉庫拠点を設置することで複数倉庫化を進め、中1日配送(発送から2日後に到着する配送)を実現させていく方針だ。

複数倉庫化により、配送ルートの多様化や生産地からの輸送リードタイム短縮およびコスト効率の改善も進めていくとしている。

<北米における倉庫展開>
20260410FR05 - ファーストリテイリング/ユニクロ欧米展開でサプライチェーン変革に言及

北米では東海岸だけでなく、西海岸にも自動化倉庫の体制を拡充、配送会社とのパートナーシップ強化による、顧客への配送リードタイムを短縮する。

また、AIの利活用により倉庫における在庫アロケーション(在庫引き当て)の最適化を図るとした。