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日本通運、コマツなど/20フィートコンテナ活用し鉄道輸送拡大

2025/07/22 更新

日本通運、コマツ、コマツ物流、JR貨物は2025年3月から、石川県のコマツ粟津工場から茨城工場への輸送(距離約600km)について、コマツが新造した20フィート私有コンテナを活用した鉄道輸送を開始した。

<コマツの私有コンテナ>
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粟津工場からタイヤ式大型建設・鉱山機械を生産する茨城工場への建設機械・鉱山機械用部品の輸送を、20フィートコンテナによるモーダルシフトを実施することで、ドライバー不足改善を図るとともに、年間約160トンのCO2排出量削減を見込む。

<粟津工場・茨城工場間輸送スキーム>
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コマツは、2018年5月から栃木県の小山工場と粟津工場間などの輸送で鉄道モーダルシフトを実施してきたが、粟津工場で生産しているトランスミッションの一部は、既存コンテナの重量制限(最大5トン)やサイズなどによる制約から、鉄道輸送と長距離トラック輸送を併用していた。

<粟津工場で私有コンテナにトランスミッションを積載>
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重量、サイズの制約に対し、4社は「小松製作所粟津・関東工場間モーダルシフト協議会」を設け、国土交通省の2024年度「モーダルシフト加速化緊急対策事業」の採択を受けコマツは最大10トンまで積載可能な20フィートの私用コンテナ6基を新造し、鉄道輸送の拡大を実現した。