村田製作所/UWB活用の高精度位置検知システムを工場・物流向けに提供開始
2026/07/13 更新
村田製作所は7月9日、UWB(超広帯域無線)技術を活用した工場・物流現場向け高精度位置検知システムを提供開始したと発表した。
工場や物流倉庫における作業者の動線管理や物品の所在管理を支援するもので、障害物が多い環境でも誤差1m以下(同社調べ)の高精度を実現した。
工場や物流倉庫では、限られた人員で生産性を維持・向上させ、業務効率化や省人化に向けたデジタル化の取り組みが加速している。一方で、屋内には金属製の設備や棚が多く、従来の位置検知手法では、安定した測位精度の確保が課題となっていた。
同システムは、UWB技術を採用するとともに、専用アンテナの開発により、受信機の設置角度による測位精度への影響を抑え、設計・設置時の工数削減にも貢献する。
実用面では、同社工場で100台を超える受信機を設置した環境で稼働実績を持ち、作業者の動線把握や業務効率改善に活用されているという。
村田製作所は今後も、工場・物流現場のデジタル化に対応するソリューションの開発を進め、生産性向上と省人化を後押しする方針だ。






