JR貨物、東京製鉄ほか/鉄スクラップのトラック輸送を一部鉄道コンテナへ
2026/04/27 更新
日本貨物鉄道(JR貨物)、JR貨物ロジ・ソリューションズ、東京製鉄、マルストランスポーテーションの4社は4月24日、CO2排出量削減に向け、鉄スクラップ輸送における鉄道輸送を5月から開始すると発表した。
東京製鉄は電炉メーカーとして、鉄スクラップを主原料とした鉄鋼製品の製造を行っている。
これまで鉄スクラップの輸送は、トラックによる陸上輸送と海上輸送を主体としてきたが、輸送手段の見直しによるCO2削減余地が大きいと判断。4社が協力し、鉄道輸送の導入に至った。
具体的には、東京製鉄の東京湾岸サテライトヤードから宇都宮工場へ鉄スクラップを輸送する際、これまでは全量をトラックで陸上輸送していたが、一部をJR貨物の鉄道ネットワークを活用した運搬に切り替えた。
マルストランスポーテーションとJR貨物ロジ・ソリューションズが、東京湾岸サテライトヤードから宇都宮工場までのトレーラー輸送と、駅までの集荷、駅からの配達部分を担う。
JR貨物は東京貨物ターミナル駅~宇都宮貨物ターミナル駅までの鉄道輸送を担う。
鉄道輸送はトラック輸送と比べてエネルギー効率が高く、この切り替えにより、輸送にかかるCO2排出量を約32%削減できる。トラックドライバー不足の解決策にもしたいという。
今後、4社は取り組み成果を継続的に検証し、サプライチェーン全体での脱炭素化を進めていきたいとしている。







