ハウス食品/5月1日納品分から家庭用製品値上げ、物流費も一因
2025/02/03 更新
ハウス食品は1月31日、家庭用製品のうち、ルウ製品・レトルト製品・その他製品カテゴリーの192品の価格を5月1日の納品分から、デザート製品11品の価格を8月1日の納品分から、改定すると発表した。
原材料価格の高騰に加え、エネルギー費や物流費等の上昇が進んでいるなか、合理化や効率化によりコストアップを吸収する努力を続け、価格の維持に努めてきた。しかしながら、これまでの企業努力では現行の価格維持が大変厳しいことから、改定することになったもの。
2025年5月1日の納品分から価格改定する製品は、ルウ製品(カレー、シチュー、ハヤシなど)、レトルト製品(カレー、パスタソースなど)、その他製品(マロニー製品〔ドライタイプ〕、冷しゃぶドレッシングなど)。
2025年8月1日の納品分から価格改定する製品は、デザート製品(フルーチェ、クッキングゼリー)。
改定内容は、希望小売価格を約8%~約15%値上げ。
オープン価格の製品については、出荷価格のみ改定。