オートストア/マルチ温度ソリューションを発表、保管密度もアップ
2024/09/16 更新
倉庫内の自動保管ソリューションに特化したノルウェーのAutoStore(オートストア)は9月12日、 新しい機能としてマルチ温度ソリューション、グリッドの拡張、電動サービス車両、キューブコントロールソフトウェアの強化を発表した。
マルチ温度ソリューションは、1つのAutoStoreキューブ内で冷凍・冷蔵ゾーンを使用でき、マイナス25℃の冷凍ゾーンから6℃の冷蔵ゾーンで設計。冷凍商品のピッキングは冷蔵ゾーンのポートで行うため、冷凍環境でピッキングする必要がなく、より良い労働環境がつくれる。
グリッドについては、垂直リーチを拡張し、高さ330mmのビンの場合は16段から18段に、220mmの場合は 24段から26段になる。拡張により保管密度が最大12.5%アップし、2段追加することでグリッドの床面積を最大11%削減できるという。
電動サービス車両は、グリッドの上で定期メンテナンス作業をする際、より簡単で安全に操作できるツールとなる。
またソフトウェアは、休憩時間や作業時間外に問題を未然に対処し、予定外の停止をせず計画的な介入ができるようになった。
■AutoStore
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